＜おにからのてがみ＞
どんぐりルームに届いた一通の手紙。読んでみると、「どんぐりルームのみんなへ　きょう　みんなのところへあそびにいくぞ！　力くらべをしよう！　おにたちより」と書かれていました。なんと、鬼からの手紙でした！どうしよう！鬼が来る！とドキドキしていた子どもたちに、鬼は泣いている子どもが大好きだけど、わっはっはー！と笑っていれば逃げていくから大きな声で笑って鬼を追い払おう！と。そして鬼には苦手なものがあることを話しました。①まめ②いわし③ひいらぎです。まめが苦手なことはみんなよく知っていて、いわしはどんな匂いか実際に匂いをかいでもらいました。鼻をつまんだり、顔をしかめたり、食べたい！と口をあけたり、反応は様々でした。それから、まめまきをするためにまめを入れるかばんを作ることにしました。

＜かばんをつくろう＞
紙コップにひいらぎ、いわし、シールを貼って、持ち手を付けたら出来上がりです。そこに丸めた新聞紙を詰め込んで、まめまきの準備完了です。

＜おにがきた！＞
おにからの手紙に書いてあった力くらべはどんなことをするのかな、おにが来てもわっはっはー！と笑って追い払おうと、みんなで笑っていると、ドアをどんどんと叩く音がして鬼が入って来ました！力くらべをするためにやって来た鬼はとっても強そうです。まずは相撲で力くらべをしました。勇気ある子どもたちが立ち向かい挑みますが、強い鬼には勝てません。ならばと次は綱引きで勝負に挑みましたが、やはり鬼には勝てませんでした。どうしよう！どうしよう！とみんなで作戦会議をすると、どんぐりさんが「まめがあるじゃん！」と教えてくれて、いわしとひいらぎが付いているかばんを持って鬼に見せると、驚いてひるんでいます。今だ！と、まめまき開始！「おにはーそと！」と言いながらまめをまいていると、鬼たちは「いたたたた～」と言ってにげて行きました。どんぐりさんは最後まで泣かずに立ち向かうことが出来ました！その後は園庭でほっこり遊びました。